• I SEE ALL


    SAE FUJITA 「ハード/ソフト」
    2021.1.15.fri - 1.24.sun

    目の前には「影のような図像」がある。
    柔らかでぼってりとしたフォルム、ぎこちない線のジャギー、ニュートラルな色彩。
    影をあらわしているわけではないが、「影のような図像」である。
    影自体が何かを象った複製であることとは別に、
    シルクスクリーン技法やアスキーアートを用いた地と図の反転あるいは置換により、
    書き手の身体性は限りなく削ぎ落とされ、残像が漂うのみとなる。
    目に映る残像は不可解なまま、しかし、記憶の端にそっと置かれている馴染みのもの
    ———落書きやアルファベット、符号、数字———を呼び起こす。
    「影のような図像」は言葉では伝えきれない思考を想起させる引き金となり、
    空っぽなほど、そして、おぼろげなほど、その濃さを増していくことだろう。
    テキスト:河原功也

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